トピックス


No.337 2015.04.12発行


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 待ちに待った桜の花も、咲いてしまつたらアッという間に散ってしまいました。しかも、4月8日には都心でも5年ぶりの雪となり、びっくりしました。私は花見会を5回行いましたが、いずれの花見も見事な花見となりました。快晴の花見もありましたが、傘をさしての花見もあり、桜の花を堪能しました。皆様は如何でしたか?
 さて、3月24日にフランス南東部のアルプス山中に墜落したドイツの旅客機墜落事故の原因が、副操縦士が意図的に機体を降下させたとの報道に唖然としました。
 副操縦士の家宅捜索で病気のため「就労不可」を指示する医師の診断書が見つかったという。精神疾患で本人は病気であることを会社に隠していたのではと言われています。乗客乗員150人の命が奪われたのです。信じられない事故ですね。対策を早く立てて下さい。
 北アフリカ・チェニジアの首都チュニスで、武装集団がバルドー博物館で外国人観光客らを無差別に銃撃した事件が3月18日に起こりました。被害者は23人で、日本人が3人含まれているという。日本人の被害者は、地中海のクルーズ船の乗客で、市内観光をしていて事件に巻き込まれたという。海外旅行は危険がいっぱいですね。
 天皇、皇后両陛下は4月8日から9日にかけて戦没者慰霊のため西太平洋のパラオを訪問し、ペリリュー島で日米の慰霊碑に供花されました。天皇陛下は、第2次大戦の激戦地となって多くの犠牲を生んだ旧南洋諸島の国々を訪問したいと希望していたといい、永年の希望を叶えた旅となったことでしょう。「戦争を忘れないで欲しい」と両陛下は国民に伝えたいのではないでしょうか。
 大騒ぎした家具インテリア大手の「大塚家具」の親子の争いは株主総会で、娘の久美子社長の提案が可決され、創業者で、父である勝久会長が取締役を退任して、親子の争いは決着したという。さて今後の経営は?
 事務所だより第337号をお届け致します。


過労死ゼロ目標に、防止大綱を
 厚生労働省は、昨年「過労死等防止対策推進法」が成立したのを受けて、「過労死防止大綱」の骨子案を発表しました。骨子案は、労使の関係者や過労死遺族、有識者で構成される協議会に示されました。
 過労死の要因は未解明な部分も多く、リスク要因と健康への影響の関係を明らかにするのが狙いで、政府は夏ごろまでに大綱をまとめる予定という。
 骨子案は、実態解明のために調査研究を進めることが重要と指摘。民間企業で働く人だけでなく、自営業者や公務員も含めて背景を探り、全体像を明らかにするとしました。その上で、将来的に過労死や過労自殺ゼロを目指すと明記した。骨子案の主なものは
*厚生労働省の大綱案の主なポイント
 (1)将来的に過労死ゼロを目指す
 (2)過労死認定された人の労働時間などの調査
 (3)働き方が健康に及ぼす影響を分析
 (4)学生らに過労死問題を教える体制づくり
 (5)経営者が防止に関わるよう促す等


妊娠・出産・復職後1年以内の降格は違法に
 厚生労働省は、妊娠、出産・育休明けなどから1年以内に降格や解雇等をした場合は、原則として「男女雇用機会均等法」などで禁ずる不利益取り扱いに当たり、違法とするよう全国の労働局に通達しました。
 例えば、企業が「本人の能力が低い」などの理由をつけても、妊娠や出産、復職から1年以内は、社員にとって不利益な取り扱いとされ、違法とされます。
 但し、妊娠前から能力不足について指摘がされていて、機会もあったのに改善の見込みがない場合などは例外としました。今回の決定のきっかけは、昨年10月の最高裁の判決にあるといい、違反した企業には、労働局が是正指導を行い、悪質な場合は企業名を公表するという。


霞が関が、朝型勤務を!
 安倍首相が、7月8月は全府省庁の職員を対象に朝型勤務と定時退庁を奨励する方針を打ち出しました。具体的には、7月8月の勤務開始時刻を午前7時半から8時半にし、午後5時前後に定時退庁とするという。経済官庁の中堅幹部は、この時期は来年度予算の概算要求作成などでどこの役所も忙しいと残業規制の実現を危ぶむ声もあるが、一般企業でも朝型勤務が普及しており、中には時間外労働が3割減少した例もあるという。政府は、この制度に対して助成金を検討するという。さあどうする。
後記
 明治安田生命保険が今春の新入社員に「理想の上司」を聞いたところ、男性の1位は池上彰さん(指導力がある)で、女性の1位は、天海祐希さん(頼もしい)で、2位は松岡修造さん、仲間由紀恵さんでした。
 長嶋茂雄さん(79歳)は、笑点は欠かさず見ていて強い女性に魅力を感じるといい、今の目標はランニングというが、今できないので、散歩をしているという。100歳は無理だが、90歳までは生きたいという。
 TBSラジオ「こども電話相談室」の放送が終了しましたが、「天国と宇宙はどちらが近いんですか?」「天国に行ったら帰ってこられないけれど、宇宙は帰ってこられる。だから宇宙の方が近いの」永六輔さん。
 落語家の「桂米朝」さんが89歳で亡くなりました。落語家で初めての文化勲章を受章し、上方落語の象徴的存在で、人間国宝でもありました。合掌!

セクハラ訴訟 議員も村長もいなくなった村はどこ? 宮城県大衡村で村長が議会を解散し、自身も辞職願を出したから。

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