日本年金機構がサイバー攻撃を受けて、年金の受給者と加入者の個人情報が125万件流出したという。
*流出した情報の種類と件数
52,000件は、基礎年金番号・氏名・生年月日・住所
31,000件は、基礎年金番号・氏名
1,167,000件は、基礎年金番号・氏名・生年月日という。
5月8日に九州ブロック本部職員が不審メールを開封したことからこの事件は発生しましたが、その後の対応が遅れたことが大きな事件になってしまいました。
情報系システムや職員のパソコンでファイルとして保存するには、原則としてパスワードをかける内規があるが、殆どかかっていなかったという。すでに年金関連の不審電話が確認されているが、まだ詐欺などの被害は出ていないという。
日本年金機構は「個人情報流出のお詫びとお願い」と題する文書の送付を始めたが、今月中に全ての送付を終えたいといっています。
なお、機構は「この件で機構から個別に電話をかけることはない。不審な電話があった場合は近くの年金事務所または警察に相談して欲しい」としています。
問い合わせの専用電話は、0120-818211へ
不審電話には出ないこと、話さず直ぐ切ること、そして6月15日の入金は必ず確認しましょう。
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