10月に入って天気は安定してきましたが、朝夕は寒い日が多くなってきました。如何お過ごしですか?
さて、今年も2人のノーベル賞受賞者が出ました。その1人である、ノーベル医学生理学賞に輝いた大村 智北里大学特別栄誉教授(80)は、昔仕事の関係でゴルフをご一緒した人で、新聞で受賞を知ったときは、本当に驚きました。もう20年以上前になりますが、大村さんは何時ノーベル賞を受賞してもおかしくないと云われていました。本当におめでとうございます。「科学者は人のためにならなきゃダメだ、自分でなく、人のためにやることが大事だ、と絶えず考えてきた」という。「成功した人は失敗を言わないが、私は人より3倍は失敗している。失敗を繰り返してやりたいことをやりなさい」と若者にエールを送りました。
もう一人は、ノーベル物理学賞を受賞した、東京大学宇宙線研究所所長の梶田 隆章氏(56)。梶田さんの授賞理由は「ニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見」という。これまでの素粒子物理学の常識を覆し、宇宙や物質が誕生した謎の解明に迫る業績が評価されたという。日本人で24人目の受賞者という。
10月5〜6日に高校時代の同級生5人で福島へ旅行しました。快晴に恵まれ快適な旅で、リンゴもぎをしました。山々は紅葉が始まっていて、とてもきれいでした。
10月9〜11日は家内と一緒に九州の熊本・鹿児島の旅へ行ってきました。特に「知覧特攻平和会館」で見た陸軍特別攻撃隊員の遺影・遺品、絶筆であろう母や父、子供に書き送った手紙は、涙なくてはとても読めませんでした。20歳前後で、達筆な文字、素晴らしい言葉。感動!の一言以外に言葉はありませんでした。少々遅くなりましたが、事務所だより第343号をお届け致します。
|