現在の年金受給資格は、保険料の納付済期間が25年間必要とされていますが、これを10年間に短縮する年金機能強化法改正案が衆院に提出されました。改正案は、施行日を2017年8月1日としており、成立すれば2017年9月分から支給され、最初の受取は10月からとなります。 厚生労働省によると、初めて基礎年金(国民年金)を受け取ることができる人は約40万人、厚生年金を含めると約64万人になるという。 受け取れる年金は、保険料納付済期間が40年で月額65,008円、25年間の納付で月額40,630円、10年間の納付で月額16,252円になるという。 この保険料支払期間の短縮は、2012年に成立した社会保障・税一体改革関連法で、消費税率が10%へ引き上げられたらとされていましたが、増税は延期されたが予定通り実施することにしたという。加入期間が短く、年金の受給を諦めていた人には、朗報ですね。
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