厚生労働省の人口動態統計によると、2016年に生まれた子供の数は976,979人で、1899年に統計を取り始めてから初めて100万人を割ったという。合計特殊出生率(女性が生涯に産む子供の数)も1.44と前年を0.01下回ったという。人口維持に必要とされる2.07に遠く及ばず、人口減に歯止めがかからず、また出産適齢期の女性の減少が少子化に拍車をかけているという。
一方、死亡数は1,307,765人で、戦後最多でその結果、出生数から死亡数を差し引いた自然減は330,786人で、これも過去最大の減少幅という。さて、どうしたものか?
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