昨年1年間に生まれた日本人は、全国で976,979人と、統計を取り始めた1899年以来最少で、初めて100万人を下回りました。第一次ベビーブームの1947年〜49年は年間270万人、第二次ベビーブームの1971年〜74年は、200万人で、その後は減少傾向が続いています。
主な要因は、未婚率の上昇や晩婚化です。また、平均初婚年齢は男性が31.1歳、女性が29.4歳で上昇しています。共働き世帯が増えているのに保育所の空きがなく、待機児童が解消されない、子育て世代の男性の長時間労働など、育児と仕事の両立が難しい環境が解消されない限り、この少子化はさらに進むのではないでしょうか。
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