No.411 2021.06.12発行

　今年の梅雨は5月5日に沖縄で記録的早さで入り、九州から東海までも平年より3週間早く入りましたが、関東より東はまだ入っていません。東京では連日真夏日で、暑い日が続いています。梅雨入りの予想では、6月14日頃かと言われていますが…。
　緊急事態宣言が再度延長されて、6月20日までとされていますが、ワクチン接種で少し新規感染者の発生数は低下傾向ですが、宣言を中止するような状況とも思えません。しかし、来月にはオリンピックの開催日を控えていますから、延長は厳しい。時短営業や休業の要請を受けている事業者にとっては死活問題です。都の協力金も3月分の支給もまだ5割程度という。
　一方、五輪開催は予定通り実施の空気。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、パンデミック(世界的大流行)の所で五輪をやるのは普通ではない。「やろうとするなら、強い覚悟でやってもらう必要がある」と述べ、五輪開催で人流が活発となり、感染状況が悪化すると懸念。無観客や大会規模を縮小するなどの工夫が必要とも言っています。
　楽天グループの三木谷浩史会長は「東京五輪開催は自殺行為」と批判。男子テニスの錦織圭選手は「五輪、死者を出してまで行われることではない」と述べています。菅首相は、専門家の意見を聴いて判断しているというが、[安心・安全の対策をしっかり講ずる]と繰り返すばかり。五輪は観たいが～。コロナが心配。　大相撲夏場所は、照ノ富士が12勝2敗で並んだ大関貴景勝と決定戦で勝ち、2場所連続4度目の優勝。来場所は横綱を目指す。一方、大関朝乃山は途中から休場。無断外出・コロナ対策指針違反で処罰され、6場所出場停止。50％減給6か月。幕下からの再起か。

　女子ゴルフの笹生(さそう)優花(19)が全米女子オープン選手権で、日本勢初優勝を果たしました。19歳351日での優勝は大会最年少記録。日本勢同士のプレーオフで、畑岡奈紗(22)を破ったもの。お見事!東京五輪には、フィリピン代表として出場するという。　女子テニスの大坂なおみ(23)が全仏オープンのシングル１回戦勝利後の記者会見を拒否し、罰金１万五千ドル(約165万円)課せられました。拒否した理由として2018年全米オープン以降、うつ病の症状に苦しんでいると告白。しばらくコートから離れるが、東京五輪には必ずでる。その為に日本国籍を選んだんだから。
事務所だより第411号をお届け致します。

20年生まれ　最少の84万人!

　2020年に国内で生まれた日本人の子供は、84万832人と、前年より2万4407人減って過去最少となりました。減少は5年連続で、国の推計よりも3年早く84万人台に入りました。女性1人が生涯に産む子供の推定人数(合計特殊出生率)は、1.34(前年比0.02?低下)
　婚姻件数も52万5490組(前年より7万3517組減少)で戦後最少。新型コロナウイルスの影響も重なり、日本の少子化が加速しているという。
　妊娠から出産までの期間を踏まえると、出生数へのコロナ禍の影響は21年に入ってから本格化します。21年1～3月の出生数の速報値は対前年比9.2%減。21年は国の推計より10年早く、70万人台になるという。
　一方で死亡数は137万2648人で11年振りに減少。肺炎やインフルエンザの死亡の減少が顕著で、マスクや手洗いの浸透が影響している可能性があるという。
　出生数と死亡数の差である「自然増減数」は、53万1816人減と、過去最大の減少となりました。

夫の産休　４週間に

　育児・介護休業法が改正されました。主な内容として、
①2022年4月から、妊娠・出産を届け出た従業員に、育休の取得を個別に働きかけるよう企業に義務づけ、会社が働きかけを怠ったら社名を公表する。
②2022年10月頃から、父親が生後8週間までに最大4週(2回に分割可)の「産休」が取れる制度の新設。
③2023年4月から、従業員1,000人超の企業に育休取得率の公表を義務付けるというものです。
　新設される「男性産休」とは、通常の育休とは別に、父親が生後８週間以内に最大4週間の休暇が取れるようにする。妻の出産時と退院後に分けて休むのを想定し、分割して2回まで取得が可能になる。労使協定の締結を条件に、育休中に一定の仕事もできる。
　男性産休は、育児休業給付金や社会保険料の免除により、通常の制度と同じく最大で賃金の実質8割が保障されます。

　逃走していたアミメニシキヘビが飼い主のアパートの屋根裏で16日振りに捕獲されました。蛇は業者に譲渡され、飼い主は書類送検されました。
7月、8月、10月のカレンダーにご注意!
東京五輪の関係で、祝日が移動し、平日になっていますのでご注意ください。具体的には、
7月19日(海の日)が⇒7月22日に、10月11日(スポーツの日)が⇒7月23日に、8月11日(山の日) が⇒8月9日に変更。お勤めの方はご注意を!
サラリーマン川柳ベスト3
①会社へは　来るなと上司　行けと妻
②10万円　見る事もなく　妻のもの
③リモートで　便利な言葉　“聞こえません”

　コロナワクチンの予約ができました。相模原市の予約は取れず、主治医の先生の処で。1回目は６月、２回目は７月に