トピックス


No.418 2022.1.12発行


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 好天に恵まれたお正月でしたが、6日の雪にはビックリしましたね。東京で10p、横浜で8pの大雪
南岸低気圧の通過で寒気と暖気がぶつかって雪雲が発生したとのこと。我が家の庭にも6pの積雪でした。
 正月恒例の箱根駅伝は、往路首位の青山学院大が、復路も首位を譲らず、大会新記録の10時間43分42秒で2年振り6度目の総合優勝を果たしました。2位の順天堂大に10分51秒差をつける圧勝でした。原晋監督は、大会への恒例の作戦名を「パワフル大作戦」と銘打っていました。お見事でした。
 元旦に群馬県庁発着の「全日本実業団対抗駅伝」は、37チームが参加して行われましたが、ホンダが、創部51年目の悲願の初優勝に輝きました。ホンダは3区終了時点では14位、4区の伊藤で一気に順位を押し上げ、6区の中山が区間賞でトップに立ち、そのまま逃げ切ったという。2位はSUBARU、3位は旭化成。
 新型コロナウイルスの感染が拡大し、8日に国内で確認された感染者は8480人。昨年9月11日以来、約4ヵ月振りで8000人を超え、年始から新規感染者は右肩上がりで増え、2日からの1週間で15倍超に。
 沖縄、山口、広島の3県では9日からコロナ特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が適用。全国で「第6波」の様相が濃厚となり、規制強化の議論が加速しそうな気配。感染急拡大を受けて、小池都知事は、「全員入院」させる方針から、「宿泊、自宅療養の活用」へと方針を転換するという。
 ワクチンには感染阻止、感染後の発症阻止、重症化阻止の3つの効果があるが、「オミクロン株」は、感染阻止と発症阻止の効果が下がるという。そこで65歳以上の高齢者の3回目の接種を早めるという。
 昨年末に大阪市北区北新地の心療内科クリニックが放火され25人の命が奪われました。1ヵ所しかない出入り口に近い受付付近で放火し、袋小路で「逃げようがなかった」という。犠牲者の死因はCO中毒という。犯人はクリニックに通院していた谷本盛男容疑者(61)で大勢の人々を巻き込んで自殺(拡大自殺⇒他人を道連れに無理心中を図る行為)したという。
 北朝鮮による拉致被害者家族会前代表の飯塚繁雄さんが83歳でお亡くなりになりました。40年以上待ち続けた妹(田口八重子さん)との再会は果たせぬままとなりました。飯塚さんは、田口さんの長男の耕一郎さんを「飯塚家の次男」として育ててきました。合掌!
本年最初の事務所だより第418号をお届け致します。


雇用保険料の引き上げについて
 失業等給付の保険料率の引き上げを検討していましたが、9月までは現行の保険料率で据え置き、改定は10月より引き上げることになりました。
 現在の雇用保険料率は、一般の事業所で、労働者負担分3/1000+事業主負担分6/1000となっていますが、令和4年10月から翌年の3月までは  労働者負担分5/1000+事業主負担分8.5/1000となり、合計で13.5/1000となります。厚生労働省はこの改正案を通常国会に提出するという。


テレワークの利点と課題は?
−朝日新聞の調査から−

 主要100社を対象に調査した結果、利点として@通勤の負担軽減(96社)、Aワーク・ライフ・バランスの向上(85社)、B不要な業務や会議が洗い出された(48社)、一方課題としては@社内コミュニケーションの希薄化(86社)、A労働時間の管理が難しい(38社)、B出勤しないとできない業務の滞留(31社)
テレワークが急速に広がったのは、政府が「出勤者の7割削減」を経済界に求めたことが一因。経団連は、一律の要請は経済活動を妨げるとして「7割削減」の目標を見直すように提言。政府も数値目標を撤廃しました。(括弧内の数字は複数回答)


過労死ライン未満でも労災認定に!
 残業が平均月80時間等の過労死ラインに満たないとして労働基準監督署に労災から退けられていたが、一転して労災認定されました。過労死ラインだけでなく、身体的負荷などの要因も含めて総合判断するよう9月に改定された新基準に基づく判断という。

*過労死ライン
 1ヵ月で100時間超、又は2〜6ヵ月間平均で80時間を超える時間外労働が認められる場合であったが、新基準は、この水準に近い時間外労働が認められる場合は、他の負荷要因の状況を十分に考慮すると明記しました。
*負荷要因の例
 @休日のない連続勤務の多さA終業から次の勤務までの「勤務間インターバル」が11時間未満だった勤務の有無や頻度B重い物の運搬、掘削作業等身体的負荷を伴う業務があったか等
後記
 2021年に生まれた子供は80万5千人程度で、妊娠届も減少し、婚姻数も伸び悩んでいるという。
 寅年生まれは1025万人。男性499万人、女性は526万人。日本の総人口1億2545万人の8.2%。
1974年生(48歳)は198万人。1950年生(72歳)185万人。2010年生(12歳)106万人。新成人120万人。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。地元の鎌倉市、藤沢市等観光誘客に手ぐすね。県内経済効果は307億円という。

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