No.419 2022.2.12発行

　まん延防止等重点措置が36都道府県に適用されていますが、この措置が長期化するのではないかと懸念されています。国内の新型コロナウイルスの感染者は9日現在で97,836人と確認されています。東京都では、18,287人確認。3日には104,470人となったりと高い水準で推移しています。一方、世界の感染者数は9日時点で、4億92万人。感染力が強いオミクロン株が確認された昨年11月以降急増し、今年の1月上旬に3億を超えてから、約1ヵ月で1億人増えたことになるという。どこまで拡大するのか？　厚生労働省によると、自宅療養者は2日時点で、過去最多の43万人超という。デルタ株に比べて重症化しにくく、軽症者が多いという特徴があり、「自分で健康観察」という動きがあり、国も感染者の「全員入院」をやめて、重症化リスクの高い高年齢者に医療資源を集中させるという。それより早くワクチンの接種を！
　北京五輪が開幕し、スキージャンプ男子個人ノーマルヒルで、小林陵侑(25)が日本勢初の金メダル獲得。
フィギュアスケート男子五輪で3連覇がかかった羽生結弦(27)は、ＳＰの出遅れがたたり、フリーで4回転半を成功させたが、転倒し4位で終わりメダルを手にできませんでした。金はネーサン・チェン、銀は鍵山優真(18)、銅は宇野昌磨(24)選手だった。
　南太平洋のトンガの海底火山噴火は、気象庁も混乱し、当初は「津波の被害の心配はない」としていたが、噴火から11時間後に日本の各地に津波が発生し、津波警報や注意報の発表が遅れました。通常の津波とはメカニズムが異なり予測が難しかったという。
　大学入学共通テスト初日（1月15日）東大農学部正門付近で受験生の高校生男女と72歳の男性が刃物で背中を切り付けられ、高校生は軽傷、男性は重傷。犯人は名古屋の17歳の高校生。医者になるため東大を目指したが自信をなくし、医者になれないなら、人を殺して切腹しようと考えたという。自分勝手な！
　同じ共通テストの試験問題が、試験中に外部に流出した事件は、大阪府の19歳の女学生と20歳代の会社員の2人で行ったと特定し、偽計業務妨害容疑で書類送検された。受験した全科目が無効に。変な事件？
　埼玉ふじみ野市の立てこもり事件で殺害された医師鈴木純一さん(44)は、他の医院から断られた母親(92)の在宅介護を引き受け、感謝されても恨まれることなどない献身的な医師なのに、何故銃で撃った？合掌！
　事務所だより第419号をお届け致します。

年金支給　2年連続引き下げに

　厚生労働省は、2022年度の公的年金額を4月支給分から0.4%引き下げると発表しました。改定の指標である賃金が新型コロナウイルス禍の影響で下がったためという。マイナスは2年連続で、14年度の0.7%減に次ぐ水準。6月に受け取る4月分から反映されます。
　国民年金の受給額は、40年間保険料を納めた場合は満額で月額64,816円（21年度比259円減）になる。
　厚生年金は平均的な給与で40年間会社員だった夫と専業主婦のモデル世帯で月額219,593円（21年度比903円減）になります。一方、2022年度の国民年金の保険料は、21年度より20円下がって、月額16,590円となり、厚生年金の保険料率は18.3%（労使折半）で変わりがありません。

小学校休業等対応助成金の申請が簡略に

　コロナの影響で子供の通う小学校や幼稚園、保育園が臨時で休みになったり、子供が濃厚接触者になったりして、休業せざるを得ない保護者に対して、通常の「有給休暇」とは別に「特別休暇」を与える勤務先の事業所を対象に、休んだ間の賃金分を助成します。助成金の上限は1人1日あたり15,000円。
　今回の簡略化は、今までは保護者がやむなく仕事を休んだと勤務先が認めた後でないと申請を受け付けなかったが、勤務先が認める前に申請を受け付けるという。ただし、不正受給を防ぐ観点から、保護者からの申請を受け付けた後、労働局から勤務先に休業の確認をするという。

傷病手当金の受給期間について

　傷病手当金は、3日連続して休んで4日目以降受給できますが、今までは受給を開始してから、1年6ヵ月経つと受給できなくなっていましたが、今年１月の改正で、1年6ヵ月分が受給できることになりました。　経過措置として、20年7月2日以降受給が始まった人も「通算して1年6ヵ月」の対象になります。

　大相撲初場所で優勝した関脇御獄海が大関に昇進しました。「持ち味生かし相撲道に邁進」します。
　ゆうちょ銀行は17日から小銭の預け入れに手数料がいるという。50枚までは無料、51～100枚は550円、100～500枚で820円という。
「お年寄り」は73歳、「おじいさん、おばあさん」は69歳、「シニア」は61歳。どう思います？
　作家で元都知事でタカ派の政治家の石原慎太郎さん(89)がお亡くなりになりました。合掌！
体操男子で五輪４大会連続出場、7つのメダル獲得等「体操ニッポン」を牽引してきた内村航平選手(33)が現役引退を発表。長い間、お疲れ様でした。

中国や韓国産のアサリが「熊本県産」として大量に流通していたという。2ヵ月間出荷停止に。「あんたがた、どこ産？」